5月21日土曜日に撮影した【女性限定!】PhotoRouge2【モデルズ(2回講座)】の講評会でした。
男性モデル撮影会は3回目です。
毎度毎度、無我夢中での撮影です。
一応あれやこれや考えてきても、実際には頭真っ白。
いまいちの写真ばかりになってしまいます。
以前モデル撮影の世界観って何???とわけわかんなくなってた私ですが、
今回、写真プリントしていて、世界観てのはわからないけど、
自分のこうしたい、こういう風に仕上げようという、そういう明確な意志がありました。
良いか悪いのかはわかりませんが、とにかく、自分はこういうのが好き!と迷わず選んでいけました。
まあ撮ったものでいいのが少なかったから、選びようがなかったのかもしれないけど〜。
そして講評会で、先生が残していったものが、もともと最初に自分が選んだ写真ばかりだったので、自分の選択が間違ってなかったんだ♪と嬉しくなりました。
(提出候補と最初に選んだものは3,4枚で、これだけぢゃさびしいなぁと追加した写真がはずされていったのでした。)
残った4枚の中から、アルバムに載せる2枚を選んで提出します。
(受講生全員の写真を各2枚ずつで、アルバムを作るのです)
Narcissus
冬のソナタとか、韓流とか言われました。
それって誉め言葉かなぁ〜?
世間的には、プラスの印象の言葉なのかしら。
私、韓流ってどどどどわいきらいなんですけどー。
彫像
これにしようかと迷ったけど、ソファに寝てる写真を出してる方多かったので、はずしました。
E−5をレンタルしたので、ジェントルセピアを使ってみました。
すごく合う〜〜。ジェントルセピアいいなあ。
提出したのは、下の2枚
ギラリ
炯眼(けいがん)
この写真が一番のお気に入りです。
ドラマチックトーンにして、モノクロ化するのが今マイブーム♪
経堂の写真もそうだし。
ラフモノクロームほど荒くなく白トビしすぎず、でもコントラスト高くて、いいのです〜。
参加されてる方たちがハイレベルだし、自分はまだまだまだまだ・・・・×10ぐらいだから、賞をいただけるとはハナから期待しておらず、賞はあの方かあの方のどちらか〜と思ってたらその通りだったし。
自分的には、3回の男性モデル撮影で、一番気に入った写真になったから十分満足。
セレクトが間違ってなかったのも嬉しかったし、ホント満足。
いい勉強になりました。
撮影日に講座のあとで先生のご自宅に寄らせていただいた折に、先生のわんちゃんを撮りました。
本職の方にお写真を差し上げるのもおこがましいのですが、かわいく撮れたのでプレゼントしました。
たまたま眼をつぶった写真なのですが、「きゃはっ」って笑ってるみたいでしょ。
先生にも気に入っていただけたようで、よかったです〜。
大賞を受賞されるような方が、謙遜されてはいけません。
自信を持って、私のポートレートに敵うヒトはいないという意気込みでお願いします。
ところで、村尾 昌美先生の講座ってどうなんですか?
それと、ドラマチックトーンは、ポートレートと相性が悪いと思います。
それをカバーする技術、サポートがあって初めてなりたつと思います。
具体的には、そのままでは、人肌が灰色〜黒くなってしまいます。
これは、モノクロになっても同じです。
本来、モノクロでも、白〜グレーの階調である人肌が、
クロ〜灰色という非常に見づらいモノクロ階調(色合い)になってしまいます。
じゃあ、ドラマチックトーンは、ポートレートにダメかというと、使えます。
ただし、方向としては、背景はドラマチックトーン、人間の肌を露出した部分は、
(ドラマチックトーンではないように)普通に見えるように、撮影環境を整えます。
これをカバーする為に、土屋先生は、肌という肌に、レフ版を当てまくっています。
山岸 伸先生は、ストロボを焚いています。
もう一つ、私も、ミラー(鏡)のある場所で、モデルさんのミラー効果を狙った写真を撮りますが、
大抵、自己満足に終わって、先生にも、他の生徒さんにも評価していただけません。
これは、鏡の前である必然性、2人写っている必然性を問われてしまうからです。
非常にキレイに、双子に見えるように撮られるとしたら、それが100%で、
それに満たない撮影は、マイナス面しか出てこないからです。
また、どちらが、メインの被写体なのかと迷われる点も不味いのです。
元来、人間は非常に強い印象の被写体なので、チラッと写っているだけでも、
探しにいってしまいます。
ということは、鏡で、2人に増殖した被写体は、お互いの良さを打ち消しあうので、
それを覆すような、見え方、環境の整え方を要求してしまいます。
例えば、鏡のヒトと、二人で、間にいる猫ちゃんか、犬をなでているように見せるとか、
二人いることの意外性を出さないと難しいのです。
コーギー大好きさんは、既に、大賞を頂くほどのイメージ作りも出来る方ですし、
ポートレートは、街撮りスナップではないコトを感じ取られれば、
次回は、入賞されると思います。
私は、みなさんに比べて、ど下手なので、いつも、ギリギリの作品しか出せないで、
足掻いています。